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zoom RSS 古を訪ねて <美作津山城 その壱>

<<   作成日時 : 2013/08/30 23:10   >>

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我が故郷、岡山県津山市には中国地方一の規模を

誇る石垣が現存する国史跡津山城(鶴山城)ある。

幼い頃から春になれば桜の名所でもあるこの城址に

家族でお花見に何度も訪れた記憶がある。

当時はこの城址に関する歴史的背景には関心もなく

ただその壮大で美しい石垣やそれを覆い尽くす桜に

圧倒されていただけだった。

この夏、2005年8月に帰省した時に復元されたばかりの

備中櫓を見学しに登城して以来、8年ぶりに津山城址を訪れた。

今年の夏は期間限定で1/2スケールの模擬天守が天守台に

築かれていると聞き是非間近で拝見したかったのだ。


今年の夏は例年以上の猛暑にみまわれ、この日も

温度計は午前中から34度を記録していた。

実家から津山城までは車で10分もかからない。

城址の南側にある津山観光センターに車を停め

正面登城口への石段を登る。

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発券所の手前に鎮座している森忠政像を拝んで
300円の入城料を払いかつての三の丸表門であった冠木門から入城する。


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冠木門を通り見事な枡形を回り込む。
ここは大手門が築かれるはずだった場所だ。

津山城は未完成の城郭である。
1603年に普請が始まり1616年に二の丸までは完成したが、
1615年の武家諸法度の交布でこれ以上の普請が
出来なくなったのである。よって三の丸は未完成のまま
となり、巨大な大手櫓門も築かれないまま台座の石垣だけで
400年の風雪に耐えてきたのだ。

今回は登城順路である二の丸表中門へは進まず
大手門の石段を登ってまっすぐ三の丸へ進んだ。
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三の丸から見上げる二の丸の見事な石垣の上に、かつては
鉄砲櫓、長柄櫓、昇櫓、塩櫓、白土櫓、肘櫓がそびえ立っていた。

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肘櫓と紙櫓があった石垣の間の石段を登り二の丸へ入る。
三の丸を通り搦め手から入城するのは初めてだ。
紙櫓の石垣に昇り見下ろす。その先には干飯櫓、
道明寺櫓、荒和布櫓が連立していた。

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表中門に進む前に寄り道して二の丸を右に回り込むと
天守曲輪の下に出た。この石垣の上には長大な多門櫓が横たわっていた。

津山城の櫓は外郭も含めると77基もあったという。
それは姫路城や広島城を凌駕する数だったが
明治6年の廃城令によってすべての建物は取り壊されてしまった。
もしそれらの建造物が現存していたら姫路城以上の
日本一壮大な平山城として世界遺産に登録されただろう。


道明寺櫓跡に戻り裏中門へ進む。
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裏中門を通り左に曲がると裏鉄門への石段が現れる。
涼櫓下の石垣に水抜きだろうか、大きな穴を発見した。
裏鉄門を抜けて腰巻櫓脇の石段を登ると本丸に辿り着く。

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本丸東側の月見櫓、矢切櫓があった石垣の2か所の合坂は見事だ。

本丸東隅を守った二重の粟積櫓跡に登る。
城内でも最も急勾配の石垣だ。搦手の筋の終点に当たる。
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ここからの眺望は誠に素晴らしかった。
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約30分の登城で大汗をかいたがこの景観を眺めながら
古との邂逅を愉しんでいたらいつの間にか汗も引いていた。

さて櫓を下りていよいよ模擬天守とのご対面だ。


<その弐>へ続く・・・・・・・・・・・・



Photo by Taul Osakada
Camera : Sony α350



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